困った!『パラジウムが金属アレルギーを引き起こす一因となる!』
保険診療のいわゆる銀歯の成分の1つであるパラジウムの金属アレルギーが発症する仕組みが明らかになったようです。
母校の研究成果を嬉しく思いますが、臨床を行う歯科医としては困ったなというのが正直な感想です。
歯の治療の材料としては
やはりセラミックが
安全性と長持ちを期待できて、現状、もっとも相応しいと思います。
が
保険適応外なので、保険診療に比べると治療費は高額になります。
保険診療でも、レジン(強化プラスチック)の適用範囲が広がっていますが
所詮はプラスチック
金属アレルギーのリスクはありませんが、歴史が浅く別の問題を引き起こす可能性を否定できませんし
すり減りに弱く、2、3年で新しくする必要がありそうです。
結局、割高な治療かもしれません。
ありきたりの結論で申し訳ありませんが
やはり
そもそも
虫歯にしないことが、一番かと
カテゴリ:お口の健康